富士見台カフェ

制度によって支え、制度の外で遊ぶ


誰もが地域で自分らしく暮らすこと。私たちは重度訪問介護の支援に、その実現の可能性を感じています。ですがそれは、制度を利用している以上、どうしても様々な制約を受けることになります。ときにその制約こそが、障害になってしまうこともあるのです。そして、性自認に困難さを抱えた知的障害のある人、服役中の触法障害者、病んでしまい生活保護を受けながら働くヘルパー、発達障害から人間関係につまずくヘルパー…様々な人たちとの出会いから、障害福祉制度による支援の限界を知りました。

そこで、私たちは制度にとらわれない自由な活動の場を創りました。そこには支援目標や支援計画はありません。成長――マイノリティが、マジョリティのマジョリティによるマジョリティのための社会規範を内面化し、順応するに至ること――も求めません。そもそも、ヘルパーも利用者も先生も生徒もいないのです。在るのは人と人だけ。そして、それぞれのマイノリティ性を尊重しながら、互いにケアしケアされることで生じる関係性の変化に、身を任せる場になります。


制度の外で遊ぶ

アクセス


西武池袋線 富士見台(北口)徒歩3分
東京都練馬区貫井1丁目29−10 2004 (1階テナント)